Wednesday, January 18, 2006

大学のグローバル化戦略



連続登場、後藤愛です。





仕事のための情報収集って、一度ある程度幅を広げると、以後、固定化してしまいませんか??





私の場合、そうなんです。それを「打破したい!」と思って、昨年後半くらいから情報源を常に少しずつ増やすようにしてみました。




そこで出会った雑誌が、『留学交流』。*1


((株)ぎょうせい刊。B5・定価400円。(独)日本学生支援機構/編集)。




去年から購読しています。毎月1回の刊行です。*2




それで、今月(2006年1月)号の特集は、【大学のグローバル化戦略】。*3








その中で目に留まったのが、日本学術振興会、清浦隆氏による


「論文:大学に求められるグローバル化と組織体制の整備


―大学国際戦略本部強化事業の立場から―」です。





実は、清浦氏には、一昨年に業務でご一緒させていただいたことがあり、


実務家向けの小さな講演会で講演していただいたり、


ほかにもセミナーに参加していただいたりしています。その節は大変お世話になりました!


(特に、千代田区一番町のオフィスにお邪魔して、突然講演をお願いしたときは


つたない説明にお付き合いいただいて、本当にありがとうございました。m(_ _)m)








さて、内容は、「大学国際戦略本部強化事業」の紹介で、


ご本人自ら「何割くらいの方がこのやや仰々しい名称の事業をご存知だろうか」、


「現時点の認知度はさほどではないのではないか」と、誠に謙虚な紹介なのですが、


実際、近い分野にいるジャパンファウンデーションの職員も、


実のところ、恥ずかしながらあまり知らないかもしれません・・・。(すみません!!)





この事業は、「国際展開戦略あるいは国際的な活動の基盤強化のための優れたモデルを


開発すること」とのことです。





記事から読み取るに、「国内の20の大学を選定し、


各校年間1000~4000万円の事業を委託し、


各校の国際化への取り組みを特徴化・強化してもらい、その報告を蓄積し、


日本中の大学が使用可能な知見として役立てる」、というようです。





これまで、仕事上国内の大学宛に、国際共同研究のための助成金を提供することをしてきた


身としては、ぜひとも推進してほしい!知見が蓄積されてほしい!と思います。


これまで研究事業の申請をする教員方から聞いてきた話では、


大学全体として国際共同研究へ意気込みはあっても、なにしろノウハウが足りず、


特に大学教員と職員との間の連携がうまくいかない、


事務が国際的業務に対応しきれない、といったことがよくあったからです。





そういう意味で、「大学国際戦略本部強化事業」の注目点として


挙げられている9項目のうちに含まれている、


「国際的な外部資金の獲得」「職員の養成・確保」


「組織体制、ガバナンス」に特に注目したいと思います。





考えてみると、日本の企業が海外に進出し外国にも


製品やサービスを提供するようになって以降、


企業のグローバル市場進出に関する経営のノウハウ本は各種出されてきていますが、


大学のグローバル市場進出、というと、ここ数年ようやく意識に


上るようになったというのが実情なのでしょう。




ということで、今回はどうやら「他社の宣伝」めいてしまいましたが、、、ご勘弁ください。*4





PS ちなみに、これに関連するイベントとして、昨年11月に講演会「大学の国際性」を開催しています。


こちらで当日概要など読めますので、こちらもゼヒ!




*1:ちなみに、ジャパンファウンデーションの隔月発行の雑誌『遠近(をちこち)』の旧名は、『国際交流』。 名前が似てますが、別の雑誌ですので、念のため。(^_^;) 


*2:この出版社、多岐にわたる発行物を出しているようで、気になるところでは、「世界の地下鉄」なんていうマニアックなものもみつけました。


*3:もはや、「国際化」ではなく、「グローバル化」というんですね。
これに倣うと「国際交流基金」は、「グローバル交流基金」になってしまいますが、「グローバル交流」って、意味不明?「国際交流」より、さらに個人と個人がどこにでも行って、出会っている感じでしょうか・・・


*4:あと、できたら、このようなプロジェクトに私も参加させていただける人材になりたいものだ、とも思ったものでした・・・。ふぅ。





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