Wednesday, February 1, 2006

『遠近』第9号を30倍楽しむための読書&WEB案内(その2)



『遠近』では特集の他にも、毎号、国際文化交流に関連する様々な連載や、ジャパンファウンデーション事業をハイライトでお伝えする記事を載せています。それらについても、読書&WEB案内をお届けします。





◆文化による都市創造-後藤和子先生近著


『文化と都市の公共政策―創造的産業と新しい都市政策の構想』


文化と都市の公共政策―創造的産業と新しい都市政策の構想





◆ 2005年の開高健ノンフィクション賞を受賞-藤原章生さん近著


『絵はがきにされた少年』


メキシコでのセルバンティーノ芸術祭についてのレポートを寄せてくださった藤原章生さん(毎日新聞メキシコ市支局長)が、以前の赴任地、南アフリカでの経験をまとめています。


絵はがきにされた少年





◆ 安達以乍牟さんの浮世絵を現代に活かす取り組みを知る


財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団


素敵な版画を購入することもできます。





◆ 国際交流基金地球市民賞~受賞した団体・個人の活動をより詳しく『クロスボーダー宣言 国際交流を担う地球市民たち』 国際交流基金(編)


これまでの受賞者の活動を紹介しています。国際交流活動の参考となる数多くのヒントを得てください。


特定非営利活動法人チェルノブイリへのかけはし-2005年国際交流基金地球市民賞受賞





◆ 嘉本伊都子先生がアルゼンチンで講義した日本人の国際結婚とは?


『国際結婚の誕生―「文明国日本」への道』


国際結婚の誕生―「文明国日本」への道

国際結婚といえば、今号でのお勧めの記事は、これまでは20組に1組というのが通説だった日本人の国際結婚は、実はもっと割合が多くて、15組に1組にもなっている*1! という衝撃的な李節子先生(東京女子医科大学助教授)からの寄稿です。日本人がより多様化している様子が、さまざまなデータを駆使して分析されています。





ということで、今号の『遠近』第9号も盛りだくさんの内容でお届けしています。是非、ご愛読ください。


次回の4月発行の第10号は、「世界で愛される日本食」(仮題)の特集を予定しています。お楽しみに!




*1:これについては、昨年の12月31日付の朝日新聞にも掲載されていました。





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