Thursday, October 4, 2007

ウズベキスタン、イラン、インド・・・一度に3つの空気を感じてみませんか?: 「演じる女たち3部作~ギリシャ悲劇からの断章~」のご案内






f:id:japanfoundation:20071003105538j:image:rightみなさんこんにちは、オレペコです。 

今日は「芸術の秋」にぴったりの話題を。



以前このブログでもご紹介した*1、「アジア4カ国共同演劇:演じる女たち3部作~ギリシャ悲劇からの断章~」の日本公演がいよいよ今週末に迫ってきたのです(10/6(金)~/Bunkamuraシアターコクーンにて)!!!ちなみに今回は、なななんと、韓国ツアーもやっちゃいます!


■チケット入手方法、公演概要、演出家紹介等の詳細はこちら→http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/news/0612/12-09.html イソゲー≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ




f:id:japanfoundation:20071003110502j:image:left本作は、ウズベキスタン、イラン、インドの精鋭演出家たちが、「ギリシャ悲劇の女性」を題材に現代を鋭く切り取る3部作。これだけでもなかなか目にすることのできない組み合わせ&意欲的取り組みなのに、今回はさらに、インドでの初演(2007年1月)後の新たな展開として、3部それぞれをつなぐインターリュード部分に大注目の日本人アーティスト、国広和毅氏を迎え、さらに発展した作品を見ることができるのです*2!!!




そういえば前回、この企画をプロデュースした畠さんにインタビューしたとき、


「インドでの初演後、大ミーティングをやって問題点を洗い出しました。これから10月までにそれぞれが課題を持ち帰って熟成させていくので、日本での公演はもっとおもしろいものになりますよ


ってキラキラした表情:*:・゚☆で語ってくれました。いよいよそのときが来たんですね!!!




実はすでに各国の関係者が来日し、連日の合同リハーサルを通じて最終調整を行っています。そのリハーサルを見に行った別の担当者は、


「ギリシャ悲劇に登場する3人の女性に素材をとっていますが、プロジェクトの目的はギリシャ悲劇そのものを上演することではなく、ギリシャ悲劇を解体・再構築することで、今日の世界を考えることにあります。しかも3カ国の演出家がそれぞれに違った作風で、おもしろいですよ。3部から成るオムニバス形式ですが、3本の独立した舞台を続けて見るような「お徳感」があります。」


と興奮した様子で語ってくれました。




f:id:japanfoundation:20071003111331j:image:leftうーん、待ちきれない!!!(>▽<)

今週末は三連休ですし、みなさんもぜひ、劇場に足を運んでみてください。今まで触れたことがないような世界に浸れること間違いなしです。オレペコももちろん、観にいきます!




ちなみに、1月の初演時の模様は こちらのサイトで(6分間だけですが)見ることができます。各作品ともここからさらに大きな発展を遂げているので、劇場で実際の作品の仕上がり具合を確かめてみるのもおもしろいかもしれません。また、シアターガイド11月号には、国広さんのインタビュー記事が掲載されていますので、こちらもご覧になってみてくださいね。

※注:写真はすべてインドでの初演時のものです。



*1:この共同演劇をプロデュースした畠職員に、インタビューし、舞台裏をいろいろと教えていただきました。実際に見に行かれる前に、ぜひ一読されることをおススメします!前編はこちら、後編はこちら

*2:国広氏のサイトでは、今回演奏される曲ではありませんが、氏のいくつかの歌を視聴できますよ。オレペコも聴いてみましたが、ゆるゆる系かと思いきや、力強さもある不思議世界が広がっています。こちらでどうぞ。




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