Monday, June 7, 2010

今明かされる、WEB版「エリン」の全貌~その1/3~




月曜日ですね。いいお天気ですね。ブログチーム2年目、mioです。


さて今日は、浦和にある日本語国際センターのチームからの記事が届いています!


WEB版「エリン」、皆様もうご覧になってますか?


開発秘話第一弾、お願いしマース!





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みなさん、こんにちは!


日本語国際センターから初登場の専任講師いずみ★です。





今回から3回にわたって、2010年3月31日にオープンした、


WEB版「エリンが挑戦!にほんごできます。」


をご紹介します!








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思い返してみれば、


日本語国際センターで映像教材「エリン」の開発が始まったのは、2005年のことでした。





怒涛の開発スケジュールに、不眠不休の作業をひたすらこなし、


2006年10月にはNHK教育テレビで放映開始、


2007年には凡人社から3巻セットのDVD教材発売。


その間、かわいいエリンちゃん黄色いなぞの物体ホニゴンの姿は、


多くの場所でみなさんの目にも留まったことでしょう。





あぁ、あれから早5年…。感慨深いものです。





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スキットに出演してくれたメインキャストのみなさんも、


初めての撮影に現れたときの初々しい姿がまだ昨日のことのようですが、


今ではすっかり立派になりました。





東京に出てきて女優の道を歩みはじめたばかりだった倉科カナさん(藤岡咲役)は、


2009年秋からNHK朝の連ドラヒロインを務めて、すっかり国民的女優の仲間入りを果たしました。


ブラジルから日本にやってきて、ひたすら謙虚にお仕事をしてくれた夕輝壽太くん(林健太役)は、


NTTドコモforPCのCMに大抜擢。鉄人28号を操るまでに大きく成長しました。


そして、主役のエリンを務めた豊田エリーさんは、


2009年に電撃婚約&結婚。なななななんと!今年の秋には赤ちゃんが生まれるそうです。


おめでとうございまーす!!


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そしてこのたび、企画開始から6年目に突入した「エリン」は、


いよいよ待望のWEB版「エリン」を公開するにいたりました。





実は、「エリン」の3巻セットのDVD教材は、


日本語教育業界の常識では考えられないくらい、


非常~~~にお安い値段設定となっているのですが↓、





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WEB版「エリン」では、さらに太っ腹なことに、


ほとんどのコンテンツをWEB上で無料公開してしまいます!








「WEB公開しちゃって、DVDは要らなくなっちゃうの?」と心配の声も聞かれたのですが、


それは大丈夫!(⌒^⌒)b





テレビだからこそできる教材提供」、「DVDだからこそできる教材提供」、


そして、「WEBだからこそできる教材提供」と、


複数のメディアによる同時並行的な教材提供は、お互いをじゃまする相克関係にあるのではなく、


ともに共存発展していくという、先駆的な教材提供の形でもあるのです。








これ、実は…、


現在、世界を席捲している日本のアニメ・マンガによく見られる図式と言えます。





「のだめカンタービレ」を例に考えてみましょう。


そもそもは連載マンガだった「のだめカンタービレ」が、


テレビドラマ化→テレビアニメ化→実写映画化されてそれぞれが大ヒット、


さらに、作品中に出てくるクラシック音楽のCDやコンサートが企画されてクラシック音楽ブームを巻き起こし、


さらにさらに、DSやプレステ2やWiiなどのゲームソフトにも発展…





「のだめ」人気が連載開始から10年近くも続いているのは、


たとえば、後続の音楽CDやゲームで初めて「のだめ」を知った人たちが、


元々のマンガやドラマにも興味を持って見るようになるという、


息の長いスパイラル効果を生み出す複合相乗効果のビジネスモデルであるからなのです★★★(⌒^⌒)b








もちろん、この複合相乗効果は、


同じ内容のコンテンツを、ただメディアを変えて提供するだけでは生まれません。





WEB版「エリン」も、テレビ放映やDVD教材のコンテンツをただWEB化したものではありません。


WEBの特性を活かした仕様が新たに実装され、


さらに、WEB版オリジナルの新しいコンテンツも盛りだくさんです。


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テレビ放映、DVD教材、WEB版と「エリン」を知る入り口が増えることによって、


世界中の日本や日本語に興味のある人々が、「エリン」という教材の総体にアクセスできる道筋も確実なものになります。


そして、相乗効果をもたらす息の長い教材として、「エリン」がさらに多くの人たちに使っていただけるようになることが、


わたしたち日本語国際センターの開発担当者のねらいでもあります。








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今回、WEB版「エリン」のサイト構築をしてくださっているのは、株式会社ブレインのみなさんです。


日本語国際センターの開発担当者のさまざまなこだわりを、


フットワーク軽く具現化してくれるブレインのみなさんのお力がなければ、


わずか半年間の開発期間でこんなに膨大なコンテンツをサイトに載せることはできなかったでしょう。





ブレインにて開発作業中のひとコマをご紹介しましょう↓┃ω・)








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ラフ~に見えるかもしれませんが、25時、26時、27時にメールが飛び交うのは当たり前。


「いったい、いつ寝てるんですか?!」と、こちらも体力勝負の真剣な開発現場です。





WEB版「エリン」の具体的な内容に関しては、いよいよ次回の更新で紹介していきます!


お楽しみに~!!!





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