Thursday, July 1, 2010

まだまだ熱い!上海万博 ~出張インタビューつき~




こんにちは、キャシーです。


世間の注目の的はすっかりワールドカップ一色ですね。


でもまだまだ熱い世界的イベント、それは上海万博です!


国際交流基金もこの機会に日本を知ってもらうべく、いくつか上海で事業を行っています。


そのうちのひとつが邦楽公演「日本のうた囃子 ~唄、笛、三味線、太鼓による日本の響き~ 」。日本館イベントステージにて、現代日本の若手アーティストによる邦楽実演が披露されました。


The Worldcup is the center of global attention at the moment, but let's not forget the most expensive event in the history of the world's fairs, the Shanghai Expo 2010! Concert by Japanese Young Musicians, "Essence of Japanese Folk Music" (photos shown below), is only one example of several events the Japan Foundation is involved in. Today I have interviewed Monica from Visual Arts Section who has just come back from her business trip to Shanghai. She is busy preparing for two brand-new road show exhibitions (one is about Japanese popular characters, and the other is about Japanese architecture) to be opened to the public in Shanghai this September.


日本館外観


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公演の模様


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幻想的なステージですね。中国のお客さんの目にはどのように映ったのでしょうか?





さて、基金の上海万博事業はこれだけではありません。


つい先日上海出張から戻ってきたばかりのモニカさん(造形美術チーム)にインタビューを行ってみましょう。


―出張お疲れ様でした。本題の前に、万博の感想を教えてください。


実は日本館は4時間待ちで入れず、イタリアやフランスや中国へは近寄ることさえできませんでした!結局私は万博自体の見学は出来なかったけど、人がたくさんいたことはわかりました(笑)






―ディズニーランドもびっくりの待ち時間ですね!それは残念でした。ところでズバリ、今回の出張の目的は?





巡回展の現場視察です。実は今、新しく「キャラクター大国・ニッポン」そして「都市と建築(仮)」という2つの巡回展を制作しています。巡回展は文字通り、世界中をぐるぐる巡るわけですが、記念すべき最初の巡回地が上海なんです。今回は、実際に展示を行う場所の視察をしてきました。






―なるほど。今年特に注目されている上海は巡回展のデビューを飾る場所として最適な気がします!





そうですね。「上海万博記念特別巡回展」として大々的にアピールする予定です。





―ところで「キャラクター大国・ニッポン」とはどのような企画なのでしょうか?


アトム、ガンダム、キティ、エヴァ、せんとくん、なみすけなど、日本を代表するキャラクターの紹介や、それらキャラクターと日本人との関わりなどについて、パネルや立体物で紹介するものです。






―面白そうですね。では「都市と建築(仮)」とは?


60年代に斬新な発想で脚光を浴びた日本の建築家(磯崎新氏、丹下健三氏など)の50周年記念として、作品を精巧な模型やパネルで提案するものです。シンポジウムも予定しているんですよ。50年前は斬新すぎて受け入れられなかった建築物も、今では実現して評価されていることに、先見の明を感じますね。






―楽しみです!ところで現場の視察とは、具体的にどんなことをするのですか?


現地の方と顔合わせをしたり、展示スペースの照明や導線をくまなくチェックしたり。普段はパソコンでの遠隔操作なので、この機会に現場でしかできないことをやってきました。でもまだまだ作業は山積みです。9月のオープニングまであっという間・・・。引き続き準備にとりかかります!





―巡回展というと一見華やかですが、実際は細かく地味な作業の積み重ねなのですね。最後に、上海での国際交流基金のイメージはどうでしたか?





今回訪問した企業でアルバイトをしている日本語学科の学生さんに名刺を差し出したところ、「あ!日本語能力試験をやってるところだ~日本語学科の生徒はみんな知ってます」と言われました。やはり国際交流基金は日本語のイメージが強いんだなあと実感しました。





―中国は日本語能力試験の受験者が一番多い国ですからね。ぜひ巡回展にも遊びにきていただきたいですね。モニカさん、どうもありがとうございました。





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