Tuesday, August 10, 2010

 国際展運営の裏側が!? ―あいちトリエンナーレ2010オープニングシンポジウムのご案内―



Here we have an exciting report from Matsuoka-san in Aichi about AICHI TRIENNALE2010!


ご無沙汰しております。松岡です。


じつは今、愛知県に来てます。


この4月から、あいちトリエンナーレ2010の事務局で働いてまして、あいちトリエンナーレ事務局の末端でお手伝いをさせていただきつつ、この国際展にあわせてジャパンファウンデーションが実施する事業の準備を進めてます。





あいちトリエンナーレは、この夏初めて第一回が開催される国際展。現代美術のみならず舞台芸術や映像など多様なメニューが特徴で、テーマは「都市の祝祭」。国立国際美術館館長の建畠晢氏が芸術監督を務めます。ジャパンファウンデーションは、これまで横浜トリエンナーレを立ち上げ、運営してきた経験を生かして、特別協力という形で開催準備に協力してきておりますが、他にも、二つほど共催事業をおこなう予定です。





ということで、今日はまずその中のひとつ、シンポジウムのご案内・・・





「あいちトリエンナーレ2010」のオープニング(いよいよ8月21日!)を記念し、日中韓3カ国を代表する国際展代表者の方々による国際シンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、これまで各国際展の組織運営に継続して携わってきた方々をお招きし、それぞれの国際展のミッションと活動状況、主な成果について報告していただきます。また、国際展に今何が問われているのか、その課題と将来について、アートと社会、国際交流、文化による都市の再生、市民活動等の視点も交えながら、幅広く意見交換を行なう予定です。






あいちトリエンナーレ2010 オープニングシンポジウム


「国際展のミッション ― 東アジアからの展望」





日時: 2010年8月21日 土曜日 13時 から 15時30分


会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA


主催: 国際交流基金、あいちトリエンナーレ実行委員会


出席者:


■基調講演


福原義春(株式会社資生堂名誉会長、東京都写真美術館館長)


■パネル・ディスカッション


<モデレーター>


建畠 晢 (あいちトリエンナーレ2010芸術監督、国立国際美術館長)


<パネリスト>


李 尚燮/ Lee Sang Sub (釜山ビエンナーレ事務局長)


李 龍雨/ Lee Yong Woo (光州ビエンナーレ財団CEO)


邵珊/ Shao Shan(広州トリエンナーレ事務局長、広東美術館副館長)


張 晴/ Zhang Qing (上海ビエンナーレ事務局長、上海美術館副館長)


伊東 正伸 (横浜トリエンナーレ2008事務局長、国際交流基金文化事業部企画役)


※当日は、日本語・中国語・韓国語・英語による同時通訳を予定しております。


※当日先着順(定員180名)、入場無料






国際展の運営に実際携わってきている実務者の方々の声を聞ける機会は、なかなか貴重です!!


特に国際展の規模となると通常の展覧会とも異なりますし、またそれに伴う運営上のノウハウも聞けるかもしれませんね。あわせて各国の文化事情や国際展を取り巻く環境など、幅広い議論をしていただけることと思います。


スペースの運営者の方々や、さまざまな文化事業のマネージメントに関心のある方々も必見です!!





当日は日本語、英語のみならず、中国語、韓国語も含め4ヶ国語の同時通訳の予定です。


また入場も無料ですから、皆さんあいちトリエンナーレの初日に是非名古屋へお越しください。





次回は、あいちトリエンナーレにあわせて実施する西京人の展示のお話をします。。。(続く)





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